文系入社からシステム開発のおもしろさの虜に

金融企業向けの部署に配属された当時、現場には先輩が5~6人おり新人へのサポート体制が整っていたため、疑問や不安なことがあればすぐに先輩に質問することができました。ですから、特に悩みを抱えることなく仕事を覚えていけましたね。新人から7年間は同じお客様で、新たなシステムに更改するという作業を何度か行い、設計から関わり、リリースそして運用までの一連の流れを経験できました。設計から関わったものが実際にリリースされるのを見届けるのは、やりがいもありおもしろいですね。リーダーに昇格した後、2年前に新しい現場に異動しました。いちから勉強することも多かったですが、新人のころは簡単なコードも読めなかったわたしが、新しく学んで資格も取得できるまでに成長したなと嬉しかったです。

これからの目標は、上流工程の設計ができるようになることです。いまでも基本設計をしていますが、テスト環境なので、より詳しく要件を定める必要がある商用の環境でも設計をしていきたいです。システム開発の最初から最後まですべて通してできることが醍醐味だと思うので、そうなりたいですね。

実は、懇親会で上司に「新しいお客さまに接して、いままでのお客様とどう違いがあるのかを見てみたい」と話したところ1年後にいまの現場に異動できた経験がありまして。きっと上司の中にその言葉が残っていて、わたしの気持ち汲んでくれたのかなと思っています。ですから、やりたいことは胸にしまうのではなく、上司に伝えるようにしています。